Chapter10 UI(ユーザーインターフェース)
ユーザーインターフェース用の「Canvas」という画面をゲーム画面に重ねてUIの表示を行っていきます。
ゲーム画面とCanvasはサイズが全然違います。
実際のUI位置は「Scene」ではなく「Game」で確認することになります。
メインカメラオブジェクト設定のScreenSpace-Cameraでサイズを同じにすることができますが、本書ではそこには触れていませんでした。
「UIテキスト」と「何かが起こったら、カウントするスクリプト」を使って、「カウンター」を作成していきます。
本書にはオマケとして以下のスクリプトがあります。
- 衝突すると、カウントするだけのスクリプト
- マウスでタッチすると、カウントするだけのスクリプト
これらを使用して「何度も衝突しないと壊れない壁」や「100回連打しないといけないギミック」などが作れるようです。
Chapter10.5.1 サンプル・お寿司アクションゲーム
最後に「お寿司を食べると、スコアが増える横スクロールアクションゲーム」サンプルがあります。
- 「女の子」が左右キーで移動、スペースキーでジャンプ。
- 「お寿司」を食べるとスコアが1増え、すべて食べるとゲームクリア画面表示。
- 「オバゲ」に衝突したらゲームオーバー画面表示。
これまでの章で出てきたスクリプトを組み合わせてゲームを作っていきます。
いままでをまとめて最終ゲーム
各章のギミックを使いこなして、ひとつの「横スクロールアクションゲーム」を完成させることができます。
- UnityとC#の連動の仕方。
- キー入力。
- 衝突判定。
- ゲームエリア拡大とカメラ設定。
- マウスクリックでの挙動。
- アニメーション。
- シーン遷移。
- オブジェクトを量産できるプレハブ化。
- 重力・摩擦・弾力の設定。
- UI設定。
横スクロールアクションに必要な基本的スキルを学ぶことができました。
ADVやRPGはまた別もののようです。
本書の2Dゲームはあくまでアクションゲームに特化した指南書となっています。
そういった意味では、Unityでのアクション制作はさすがに作成しやすそうな手ごたえを与えてくれました。
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