デザイン変更を「Gemini」に依頼して遊んでみました。
レトロ表現に興味がありながら、昔風の手書き厚塗りができないものですから、うまくできれば今後の創作にとても役立ちそうで楽しみです。
今回は、開発が途中で止まっているゲームタイトル画面を加工してもらいます。

仕上げの方向性は、「昭和初期・漫画雑誌の表紙のようなレトロな塗り方」です。
プロンプトの書き方がうまくいくのか分からなかったので、それすらもGeminiに聞いてみます。
- 王道の「昭和レトロ・マガジン」スタイル
当時の少年少女誌の表紙のような、明るく健康的なスタイルです。
Prompt: > Retro Japanese magazine cover illustration from the 1950s, a cheerful boy and girl smiling, vibrant gouache painting style, thick brushwork, warm vintage color palette, nostalgic atmosphere, high contrast, detailed textures of paper and paint, Showa-era aesthetic.
解説: 「Gouache painting(ガッシュ画)」と「Thick brushwork(厚い筆致)」を指定することで、当時の筆の質感を出し、「Warm vintage color palette」で昭和特有の温かい色調を表現します。 - 劇画・写実寄りの「冒険・ロマン」スタイル
少し写実的で、ドラマチックな光の当たり方を意識したスタイルです。
Prompt: > Vintage Japanese adventure magazine art style, 1960s, a brave boy looking at the horizon, realistic yet stylized oil painting, rich textures, halftone dot patterns in the background, bold lighting, masterpiece of retro illustration.
解説: 「Oil painting(油彩)」や「Halftone dot patterns(網点)」を加えることで、印刷物としてのレトロ感を強調します。
試してみる際のアドバイス
AIは放っておくと「現代風の綺麗なアニメ顔」を描こうとする傾向があります。
もし現代風になりすぎると感じたら、「No anime, no digital art, no clean lines」(アニメ風禁止、デジタルアート禁止、綺麗な線画禁止)というネガティブプロンプトを入れると、より当時の手描き感に近づきます。
サクッと変換できれば楽なことこの上ないので、タイトル画像をそのまま、王道スタイルに変更してもらいました。

テイストは本当に好みです…_(≧∇≦)ノ彡☆
日本語文字がおかしくなるのはしょうがないとして、各キャラクターの一貫性も維持してもらわないと困ります。
何度かトライしてみましたが、1枚内に複数人のキャラクターがいると、思うようなものになりませんでした。
ということで、
ひとつひとつの画像を変更してもらって、合体させるという手法でいきましょう。
王道スタイルは子供っぽさが強くなりそうなので、今度は劇画・写実寄りスタイルでお願いします。
色の指定はしませんでした。自由に塗ってもらっています。
細かいところも修正せずに決定です。薔薇を持っちゃっていますね。



この段階でかなり試行回数があって、こだわりが強いとなかなかに時間をとられる作業です。
そうして出来上がったパーツを切り抜き、加工修正しながら配置していきます。


タイトルのレタリングなのですが、タイトル単体で依頼しても、フォント自体をうまく変更してくれなく、テキストベースで依頼しても漢字をうまく形にできないようで、画像に埋め込んでからの加工依頼となりました。
そもそもタイトル単体で加工してもらっても透過データとして出してくれないので、抜きや更なる加工が大変です。
なんとか馴染んだタイトルが出来上がり、完成としました。
逆に言うと、こういうのをイメージして作ったのが元デザインなのです。

もとからあるデザインを流用して、なんだかんだで、ここまで3時間くらいかかりました。
「イラストを描く」というカロリー消費にはかないませんが、没をだしまくる編集のようなカロリーは消費しますね。
もっとまともにやろうとしたら、キャラクターの精密な下書きなどでまた出力が変わってくるのかと思います。
なんとなくの生成癖みたいなものが分かったので良しとしましょう。
ファミコンカセットパッケージの、イラストと中身違うじゃん!的な愛嬌はでたかな?
結論:AI楽しい!
最後に、没でもちょっと気に入っていたものをいくつか。

劇画スタイルでの依頼で、とてもいい感じに。
そして指定しなければ背景を描いてくれちゃうことを発見。以降は「背景は白で」などと追記することを忘れない。
「人物だけ抜き出して」でもうまいことやってくれると思います。

家付き背景が良い感じに。
描かれていること以外は描かないでと命令しても、ライブアレンジなのかいろいろ付き足してくることも(笑

「月明りのハイライト」を追加でお願いした一品。
ライトみたいな明るさが出てしまい、明るさの調整で「もう少し暗く」とか「ほんのりと光る感じで」と言っても、がんとして同じものをよこしてきました。
とはいっても、これも素敵だったので、こちらが完成形でも良いかなぁとも思っています。

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