10日で学ぶUnity5 2Dゲーム入門(1/4)

教則本

1日目 Unityインストール

本書の発行年数は2016年であり、Unityバージョンが「Unity5」という古い情報となっています。
過去バージョンで見ると、
「Unity 3.5」「Unity 4」「Unity 5」「Unity2017」「Unity2018」「Unity2019」「Unity2020」「Unity2021」「Unity2022」「Unity2023」
となっているようです。
Unityのダウンロードとインストール方法が図とともに記載されていますが、
さすがに古すぎて最新Webサイトでの方法と違いすぎて参考にはなりませんでした。
インストール方法は最新版での方法を調べることになります。

どのバージョンをインストールすれば良いのか?については、
現状の最新版よりも1つ2つ前の「LTS」を選んでおくのが無難らしいです。
最先端のバージョンだと最新機能が使える反面、予期せぬバグなどもあり動作が不安定になる可能性もあるとのこと。
ほぼ機能テストみたいに使用するのが通常みたいです。
LTS」は「Long Term Support の略で、一定期間のサポートを続けるというバージョン」であり、
簡単に言うと最新機能は使えないけれども「安定版」として使用できるということみたいです。

現段階だと最新版は「2023.3.0a16」ですが「2022.3.10f1 LTS」のほうをインストールしました。

Unity2022

そしてもう一つ。
Unityと紐付けて使用するスクリプト開発ツールも同時にインストールしておきます。
いわゆるスクリプト記述作成するテキストエディタといったものです。
Unity5~最新版では「Visual Studio」が公式でサポートされているが、
従来から使用している「MonoDevelop」というツールでの図解となっているようです。
しかしツールの使い方などはなく、C#記述方法が載っているだけなのであまり気にしなくて良さそうです。

今後のためにも「Visual Studio」のほうをインストールしておきました。

Visual Studio

2日目 動くものを作ってみる

作成した新規プロジェクトのシーンに、プレイヤーキャラになるエビフライや地面などを配置していく。
この辺は直観的な動作で組み込めるので楽である。

ちなみに配置後でも、エディタ上で収納フォルダ変更や各名前変更などしても自動で修正されるので安心ポイント。
本を見ながらの作業だが、バージョンによる差は今のところ若干のサブメニュー表記の差異程度で、そのまま進行できています。

画像を配置しつつテストプレイを挟みつつな感じは、ゲームエンジンで作成してるいつも通りな作業感でホッとするところ。
そしてUnityではテストプレイ中にもいろいろと編集可能なのだがテストプレイ中の変更内容は破棄されるという仕様になっています。
テストプレイの解除し忘れ防止のためにテストプレイ中はエディターの色を変えるのが良いとのアドバイスがあり、さっそく任意の色に変更してみました。

解除し忘れで編集続行してしまうと泣きをみるので、テストプレイ中の色変更はとても分かりやすい!

Unityでの制作は、ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加し、それらを配置していく。

画像やカメラなどゲーム画面に配置できるもの(空っぽもあり)を「ゲームオブジェクト」と呼び、
それらに画像を表示する機能や音を鳴らす機能などを追加することによりゲームを組み立てていくようです。
この追加する各機能のことを「コンポーネント」と呼びます。

3日目 スクリプトの基本

例文通りに、クリックでエビフライを動かすスクリプトを記述します。
Unity上でスクリプトファイルを作成し開くとVisual Studioが自動で起動してくれます。
Visual Studioで構文をサンプル通りに記述しようとすると、
さまざまなスクリプトの予測変換をしてくれるのでこれがかなり楽チンであると体感します。
エビフライとスクリプトを関連付けて操作可能にしました。

この章ではC#での、

  • クラス・メソッド
  • 変数・引数
  • 条件分岐(if)
  • 繰り返し(while/for)

について軽く触れています。
ゲーム制作ではお馴染みな用語で、各項目に簡単な動作サンプルスクリプトが記載されています。
まったく分からなくても動き自体は確認できるようになっているので安心です。
(条件分岐のサンプル記述の一部分に「;」が抜けている記述ミスがあったので、エラーが出ても慌てずに)

ここでは「unity」と「Visual Studio」の連動作業感を学ぶことが出来ました。

作業的には「ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加」を行っている。

エビフライ(ゲームオブジェクト)にC#スクリプト(コンポーネント)を機能追加することで、
エビフライを操作可能に設定した。

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